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絶滅危惧種   カワラノギク保全活動

六倉圃場   神川橋下圃場
神川橋下河原での活動紹介  神川橋下地図    2011年~復活記録   保全活動紹介

植生の保全について(桂川・相模川アジェンダ21市民案より)
     

”相模川での絶滅危惧種カワラノギク保全活動”  

  相模川の河原で初めてカワラノギクを見た時は思わず小学校唱歌の「野菊」を思い出していた。その後、このカワラノギクが今では多摩川・相模川・鬼怒川にしか見られないことや国の絶滅危惧種にランクされていることなどを知って、明治大学の倉本宣先生の指導のもとで 2008年以来保全活動を続けてきた。これからも多くの方々に関心をもって頂いて保全活動を広げて絶滅を何としても食い止めたいと考えています。  有井一雄


相模川神川橋下流河川敷 カワラノギク保全情報
※第3日曜日(2/18)さむかわエコネットと共同作業を行ないました



※カワラナデシコも保全しています


      
2月の保全作業は種まきの準備として圃場の玉石を浮かせます
作業は玉石を浮かせてから土壌をならして玉石をきれいに敷き詰めます

※作業の様子をご覧ください。
  
  
  

相模川神川橋下流河川敷 カワラノギク情報
※1月中旬~は玉石の浮き起こしを行ないます


※ロゼット(多年草・越年草の冬越しの状態)は元気に成長しています



相模川神川橋下流河川敷 カワラノギク情報
※1月7日(日)採種しました


[株の根元には種が多数落ちています]



神川橋下流河川敷カワラノギク保全活動 12月中旬の圃場整備
※中央圃場では、洪水で堆積した土砂の除去、玉石の補給など
    河原入口上流側の圃場を延長
[12月は富士山を望みながら整備作業を楽しみます]
 
 
 

相模川上流 神沢河原、六倉河原のカワラノギク調査に出かけました
相模川さがみ地域協議会が河原での自生を目指した保全活動をしています

【相模川さがみ地域協議会の保全活動紹介します】会員からの情報
 さがみ地域協議会では、4月に六倉河原と神沢河原に種まきを行った。
 六倉河原は、出水のたびに濁水が流れ、河原の石が土に覆われてきて、オオキンケイギクやシナダレスズメガヤ等の繁殖が凄く、去年までは草刈りをしてきましたが、今年は追いつかないほどになり、草刈りを断念した。
 それでも6月にはカワラノギクがそれなりに見られましたが、10月に下見に行ったときは、オオブタクサは下火になっていましたが、クズ、カナムグラ等の蔓がひどくなっていました。
川の流れに近いところは19年の台風の時の洪水で表土がすっかり流され、玉石が残って、昨年はカワラノギクが沢山育っていましたが、その後出水のたびに土が入り込み今年は一面にセンダングサが茂った。草の間にぽつぽつとカワラノギクのつぼみが見え、2か所ほどかたまって生えている個所があるので道を付けるため草刈りをしてみたが、1日や2日ではどうにもならないほどだった。
  ※11/23(木)調査では、川の流れに近いところで、100株以上の開花を確認した。
    ロゼットも数か所でまとまって見られた。一面にセンダンクサが繁茂していた。 
    以前に玉石を敷き詰めた圃場はクズが一面を覆っているので調査に入れなかった。

 神沢河原の方は、手前の圃場は六倉以上に富栄養化が進み、開花株は4本くらいしか見られません。ずっと前に圃場だった所は玉石が残っていて、ノバラやセンダングサが茂っています。車が入れる所なので、今年はジムニーなどで来て、テントをはり、ソロキャンプをしている人がよくいます。
  ※11/23(木)調査では、車が通りできた通路横の草むらに16株の開花が確認できた。
    ロゼットは2株の確認だけだった。こちらも玉石河原をセンダンクサが覆っていた。

【相模川左岸 神沢河原】 11月23日....調査で確認した状況
  
  
【相模川右岸 六倉河原】 11月23日....川の流れに近い玉石河原
  
  


神川橋下流河川敷カワラノギク保全活動 花が終えた後の作業を紹介します
※圃場周りの草刈りや玉石を運んでカワラノギクが生育し易い河原を再現する
    下流の圃場は玉石河原の状態を保っているので、クズや雑草の侵入防止を行う

[11月30日引き続いて下流圃場周りの草刈り、中央圃場の整備を行った]
  
  
  

[11月21日下流圃場周りの整備として、通路と川側の草刈りを行った]
  
  
  
保全作業に参加して頂ける方をお待ちしています!!



圃場周り紹介  神川橋下流河川敷のカワラノギク自生が見られます
 ※入口から中央圃場の通路両側、下流圃場への通路横、下流圃場の堤防上流


 
 
 


相模川左岸神川橋下流河川敷のカワラノギクが満開間近です
お花見会:11月4日(土)13時00分~15時頃まで(会員が説明します)
お花見会:11月5日(日)9時00分~12時頃まで(会員が説明します) 


 
 
 


『多摩川高校生野外教室2023>』
開花期:11月3日(金・祝) 結実期:12月24日(日)
主催:明治大学 多摩川 重点研究班 協力:カワラノギクプロジェクト

※申し込み方法など、詳細は画像をクリックしてpdfファイルで確認ください。



天竜川流域中川村 絶滅危惧種ツツザキヤマジノギクを見学しました
日時:10月21日(土)10時~14時 見学先:陣馬形山保全地、中川村小中学校の保全地
※中川村「中川植物観察・保全の会」のK氏から各保全地での活動を紹介して頂けた

[保全地]陣馬形山キャンプ場付近(自生地の復元)...画像をクリックすると拡大して見れます
 
 
[保全地]中川東小学校、中川中学校、中川西小学校(苗を定植して総合学習として行う)
 
 


相模川神川下河川敷 カワラノギク開花が間近です
9月17日(日)さむかわエコネット共同作業
※分別回収したゴミは持ち帰り、資源ごみとして再利用します
 
 
 

2023年8月 カワラノギク保全活動紹介(神川橋下流)
真夏のこの時期は圃場の草取りと周りの草刈りで汗を流します
圃場の草取り、周りの草刈り作業
8月27日(日)下流圃場(2020年造成)の整備作業



8月20日(日)さむかわエコネット共同作業





カワラノギクプロジェクトZoom講演会
テーマ:天竜川の河原に生息するツツザキヤマジノギク        
 講演者:中川さやかさん
(お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所特別研究員)
主催者:明治大学農学部 倉本宣教授(多摩川重点研究代表者)  
ツツザキヤマジノギクについて紹介します 
出典:中川村 Webサイトhttps://www.vill.nakagawa.nagano.jp/soshiki/kensetsu/6226.html


※Webサイト「HiroKen花さんぽ」管理者のご厚意でWebサイトの掲載許可が頂けました
https://www.hanasanpo.org/
ツツザキヤマジノギク、カワラノギクなど「野山に自然に咲く花」が紹介されています


※意見交換会で感じたことを記載します
【カワラノギク保全活動で生かせること】
    ・ プロジェクトとしての保全活動
    ・ カワラノギクの多様性について(舌状花、株など) 
    ・ 河原の植生分布についてモニタリング
    ・ 保全エリア(種子の供給源)確保
    ・ 地域が主体となった保全活動との協働

※出典:国土交通省 天竜川上流河川事務所調査課「天竜川における河原植物の保全について」より


2023年7月 カワラノギク保全活動紹介(神川橋下流)
真夏のこの時期は圃場の草取りと周りの草刈りで汗を流します
7月29日圃場周りの草刈り作業


 
7月16日共同作業(入口、下流圃場)草取り


 


2023年6月 カワラノギク保全活動紹介
動画 6月18日草取り作業風景が見れます

第3日曜日は「さむかわエコネット」「相模川湘南地域協議会」の共同作業日です
  
  
  
特定外来種「オオキンケイギク」の除去作業を行いました
  

動画 6月4日草取り作業風景が見れます
お二人は海老名市から保全作業に参加されています
  
相模川湘南地域協議会は、毎週日曜日の9時~10時から保全作業をしています
  
  
圃場周りの草刈りも行います
  

2023年4月 カワラノギク保全活動紹介
動画 草取り作業風景が見れます
 
 
 


シンポジウム 「多摩川におけるカワラノギクの野生絶滅をめぐって」
2023年2月25日 国立商協ビルさくらホールにて

[シンポジウム要旨] ←クリックするとレジメを見ることができます
   

カワラノギク枯れた茎の抜き取り
2月19日~3月5日(さむかわエコネット共同作業)
※各圃場共に発芽が始まりました
 
 
 
 
 
 

相模川神川橋下流保全地(新圃場)播種
2023年1月22日(さむかわエコネット共同作業)

  
  

相模川神川橋下流保全地周り、ハリエンジュ伐採作業
2022年12月初旬~2023年1月下旬

[伐採作業] ←クリックすると動画で見ることができます

  
  

相模川神川橋下流保全地、満開のカワラノギク
2022年11月6日(日)鑑賞会動画で紹介します


鬼怒川のカワラノギク保全地見学してきました
うじいえの自然に親しむ会と交流)
日時:2022年10月2日(日)9:20~11:50
※氏家大橋上流カワラノギク保全地、ゆうゆうパーク保全地見学

 うじいえの自然に親しむ会 カワラノギク鑑賞会
  うじいえ自然に親しむ会(高橋会長、佐々木副会長、加藤前会長他)と保全活動について交流を行った。

   鬼怒川沿いの保全地は3ヶ所(1)に分布して管理されているが、今回は2ヶ所の保全地を見学した。
  ※
1 サッカー場西側れき河原動植物保全地、氏家大橋上流カワラノギク保全地、ゆうゆうパーク内の管理地

1)氏家大橋上流カワラノギク保全地で繁茂したオオフタバムグラやカワラヨモギの抜き取りを体験した後、カワラノギクの鑑賞を行なった。こちらの保全地は3区画に分かれて管理され、中央管理エリアは天地返しがされたばかりできれいな玉石の間にロゼットを見ることができた。

2)5月頃までは多くの幼苗が見られたが、6月頃から猛暑日が続いた影響なのか?大半が枯死していまったとのことだった。野兎などが保全地に出てきて若草を食べることがあると話されていた。保全地内や河原の至るところで白く咲いたカワラハハコを見ることができた。

3)ゆうゆうパーク内にミヤコグサ(2)第1、第2管理地があり、シルビアシジミ(絶滅危惧種B)食草のミヤコグサやカワラノギクなどが保全管理されていた。こちらではカワラノギクの成長について新たな発見をすることができた。野芝が繁茂した中のカワラノギクは枝分かれが多く見られるが、草丈が高い草と共存する中でのカワラノギクは枝分かれが少ないように見受けられた。また、相模川の河原では見かけることができなくなった「カワラバッタ」の雄を玉石の上で見ることができた。

  ※2 ミヤコグサ:環境省レッドデータリスト2020で絶滅危惧種ⅠB類(EN)に分類されているシルビアシジミの食草。
      鬼怒川河川敷は、そのシルビアシジミが継続的に発生を続けている数少ない場所である。

 
         

 

相模川左岸神川橋下河原カワラノギク鑑賞会
※11月上旬から満開のカワラノギクお花見を行ないました
   

   

   

10月23日(開花1W後)動画          11月6日(満開)動画
  

相模川神川橋下河原のカワラノギクも開花間近です
5月~雑草の伸びが早い間は毎週日曜日の9時~有志で圃場の草取りを実施しています
  
河原入口圃場(左)、最下流圃場(右)のカワラノギクも花芽が膨らんできました
  
9月中旬から3月末まで相模川左岸の河川掘削工事中です。平日、花見に来られる方はご注意下さい。
  
毎年初秋の一日、幼稚園児が河川敷を訪れて、虫取りに歓声を上げ、お弁当を食べて過ごします
  

2022年5月_相模川神川橋下河原カワラノギク保全活動
youtubeで動画が視聴できます。
  


2022年4月_相模川神川橋下河原カワラノギク保全活動
さむかわエコネット、相模川湘南地域協議会

・種まき準備              ・種まき                  草取り

 ・枯れた茎の除去           最下流の圃場            ・圃場周りの草刈り


2022年2月20日 相模川神川橋下河原の新圃場でカワラノギク種まき準備
youtubeで動画が視聴できます。


2022年2月6日 相模川神川橋下河原でカワラノギク種まき準備
 シナダレスズメガヤ抜き取り(除去)、河原のゴミ拾いも行っています
youtubeで動画が視聴できます。

  


2021年度相模川神川橋下河原での活動紹介です
(パワーポイントとナレーション)
youtubeで動画が視聴できます。

 


2022年1月相模川神川橋下河原、新圃場完成とカワラノギク保全活動を紹介します
さむかわエコネット・相模川湘南地域協議会

2022年1月30日 相模川神川橋下河原、台風の洪水で流され新たに造成した新第1圃場の播種準備を進めています
youtubeで動画が視聴できます。

 


2022年1月16日 相模川神川橋下河原、新圃場完成とカワラノギク保全活動を紹介します
youtubeで動画が視聴できます。

 


2022年1月8日 相模川右岸高田橋下流六倉圃場のカワラノギク種取り
youtubeで動画が視聴できます。



2021年12月26日 相模川神川橋下河原のカワラノギク種取り
youtubeで動画が視聴できます。



2021年12月19日 相模川神川橋下河原のカワラノギクと保全作業
   youtubeで動画が視聴できます。




2021年カワラノギクお花見(六倉河原)
  youtubeで視聴できます。



2021年カワラノギクお花見(神川橋下河原)
youtubeで視聴できます。







相模川下流域 神川橋下河原でのカワラノギク復元活動

2011年度(5月11日)~2013年度の紹介

桂川・相模川流域協議会 相模川湘南地域協議会 カワラノギク保全活動報告